股割りチェック/股関節の柔軟性

下肢

こんにちは、いはやです。

今回は股関節の柔軟性チェックです!

股関節の中でも

外旋という動きをチェックしていきたいと思います

この動きが腰痛や猫背、肩こりの原因の一つ

なっているケースもあります

今回の記事を日々の体の柔軟性チェックに役立てていただけると幸いです

この記事はこんな人におすすめ
  • 簡単に体の柔軟性をチェックしたい方
  • 仕事やスポーツ活動で中腰姿勢をよくとる方、上手く中腰姿勢がとれない方
  • 腰痛や猫背の原因を考えてみたい方
この記事と合わせて読むと役立つのはこちら

チェック姿勢

今回はまず足を大きく開きます

足の幅はざっくり身長の2/3程度にしましょう

そのまま上の写真のように腰を落としていきます

ちょうどお相撲の”はっけよーい”の姿勢です

この姿勢でお尻が両膝よりも下がっていれば

柔軟性に問題はないでしょう!

※注意点
  • 背中を丸めないで腰を落とす(お尻が地面ではなく後ろに向いている)
  • つま先が過度に外向きにならない(立っている時と同じくらいの角度ならOK)
  • 後ろにひっくり返らないように。笑

股割りが硬いと何が悪い??

今回は股関節の回旋運動についての硬さのチェックです

股関節のこの動作が硬いばかりに

中腰姿勢の際に腰を曲げて低い姿勢をとらざるを得ない

猫背や巻き肩の姿勢になりやすい

といったデメリットが生じます

本来参加するべき股関節が働くことが出来ない分

重量物の持ち上げや姿勢の保持の際に

腰や膝、足首を過剰に動かすなど

他の部位に依存する事になります

その結果、腰痛や猫背などを誘発している可能性があります

ちなみに胡坐がかけない・苦手な方

この動作の硬さが深く関係しています

なんで硬くなる??

普段なかなかこの動きを意識している人は少ないでしょう

和式の生活様式が減少したことで

床に座る機会や和式トイレに跨る機会が減ったことも

関係しているかもしれません

股関節の外側への回旋運動を阻害しているのは

太ももの内側の筋肉の硬さも一つの因子と考えられます

この筋肉の走行上

足を前後に開く等の股関節を大きく動かす機会が減っている方

(早歩きやジョギングで歩幅は小さくなりやすい方)

体を曲げての作業が多い方(事務作業や商品棚の整理など)は

知らず知らず太ももの内側の筋肉が硬くなっている事も考えられます

いずれにしても

気が付かないうちに硬くなっている方が多いと思われますので

腰痛や体の硬さに心当たりのある方は

今回のチェックで原因を自分で考えてみるのも手かもしれません

改善方法

まずは少し硬めの座面の椅子に浅く腰掛けます

(高さはだいたい45cm前後)

次に太ももの内側に張りを感じるくらい広く足を広げます

そして背筋を伸ばして上半身全体を前に倒します

両手で地面を触るような動きになります(お相撲のはっけよーいです)

背筋を伸ばしたまま倒せる限界まで体を倒したら

倒したまま最後に息を吐きながら背中を丸めましょう

この時は肘を地面に近づけていくイメージです

息を最後まで吐ききったら体を起こしましょう

これを5~10回繰り返します

椅子に座ったまま行います

ストレッチしたい側の足を反対の脚に乗せます

片側だけ胡坐をかいているような格好です

そして乗せた足の足首を掴みながら

背中を伸ばしたままでお辞儀をするように上半身を前に倒します

腰からお尻にかけて張り感を感じていれば正解です

限界の手前まで体を倒して20秒保持しましょう

これを5回繰り返しましょう

まとめ

今回は股関節の回旋の柔軟性について書かせていただきました

今回の柔軟性は

普段の姿勢の崩れから

スポーツ動作での誤った体の使い方まで

広い場面で影響が考えられます

日頃から柔軟性をチェックして

姿勢や体の使い方を見直せると良いかと思います

今回の記事が皆様が自分の体を知る一助になると幸いです。

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