こんにちは、いはやです
今回は手を腰に回す動作(結帯動作)をチェックします
結帯動作はズボンを引き上げる、お風呂で背中を洗うなど
手を背中へ回す動きで痛みを感じる事はないでしょうか?
意外と多くの場面でこの動きを使っているので
気になることがあるかもしれません
今回の記事を日々の柔軟性チェックに役立てていただけると幸いです
この記事はこんな人におすすめ
- 簡単に体の柔軟性をチェックしたい方
- 普段の生活でズボンを挙げる、エプロンをするなど手を背中へ回す動作で痛みを感じる方
- 猫背や巻き肩が気になる方
柔軟性チェック姿勢
方法はシンプルです。
手の甲を背中に当てて、そのまま背骨に沿って手を挙げていきましょう
左右それぞれの手でチェックしてみてください
手がベルトが通る高さまで挙がっていると
柔軟性に問題はないでしょう!
さらに左右の手が同じくらいの高さまで挙がっていると
言うことがありません!
※注意点
- チェック動作で痛みがでる時は無理に挙げない
- 肩を”すくめて”動作しない
- 多少体が前屈みになるのはOK
結帯が硬いとなにが悪い
この動作が硬いとここまで言っているように
日常生活の中で痛みが出てくる可能性があります
硬いまま動作を続けると肩の前側に負担がかかりやすく
それが肩のストレスとなって慢性的な痛みになる可能性も考えられます
また野球をしている方は
腕を持ち上げる段階でこの動きを使用しているので
上手く腕が持ち上がらず、肘が下がる現象に繋がることもあります
知らず知らずのうちに硬くなりやすい部分なので
こまめにチェックしたい項目ですね!
なんで硬くなる?
様々な要因が絡まって硬さが作られると考えられます
大きな要素は普段の姿勢かなと思います
事務作業やスマホ操作が長い方は特に姿勢が悪くなりがちです
睡眠不足や猫背の方なんかも肩が内側に入りやすくなっていると思います
普段から自分姿勢に興味を持って
“今”の姿勢を自分で把握することが重要です
改善方法
結帯姿勢が硬い場合の改善方法を紹介します
1.掌(てのひら)開き歩き
まずは立った状態で肘を伸ばして
掌を出来る限り外側に向けましょう
この時小指側からではなく親指側から掌を外に向けるように注意してください!
その状態のままいつも通り腕を振って歩きましょう
家の廊下など往復しながら大体20m程度歩くと良いと思います
可能であれば仕事中や勉強の合間など
背中が丸まりやすい姿勢をとった時にこまめに行うのが理想です
2.背中洗い
ちょうど背中を洗う時のようにタオルなどを両手で背中側に持ちます
この時ターゲットになるのは下でタオルを持っている側です
上になっている腕でタオルを引き上げるように
下の手を引っ張りあげます
もうこれ以上あがらないもしくは痛い手前くらいまであげましょう
この動作を1セットにつき10回繰り返してください
一日に計2セット程度行えると良いですね!
3.後ろ挙げストレッチ
まずは立ち上がった状態で体の後ろで両手を繋いでください
いわゆる恋人握りをしていただけると良いかと思います
そのまま少し体を前に傾けて
両手を出来るだけ背中から離す方向へ動かします
これを1セットにつき10回繰り返しましょう
仕事の合間や1日の終わりなんかに行っていただけると良いですね
このストレッチは座って実施しても構いません
まとめ
今回は結帯動作について書かせていただきました
日常生活の中で意外に使うことの多いこの動き。
実は肩甲骨や上腕骨の形状から硬さや痛みが生じやすい動きです
一度硬さや痛みが生じてしまうと改善までに
かなり時間がかかることを多く経験してきました
出来るならば普段の自分姿勢や肩の動きを顧みて
柔軟性の低下防ぐ、もしくはいち早く異変に気が付く事が
すごく重要な事ではないかなと思っています
この記事が皆様が自分の体を知る一助になれば幸いです。
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