こんにちは、いはやです。
今回はバンザイについて書きたいと思います!
簡単にバンザイと言っても様々な要素が関わります
この記事ではバンザイ中でもいわゆる肩関節に関わる内容を書きます
その他に胸郭(肋骨・背骨を含むいわゆる体幹の部分)についても別の記事で書く予定です!
今回の記事を日々の柔軟性チェックに役立てていただけると幸いです
この記事はこんな人にオススメ
- 簡単に体の柔軟性をチェックしたい方
- 肩を動かしたときに痛みがある方・肩を動かすと痛い方
- バンザイをすると左右の腕の挙がり具合が違う方
柔軟性チェック方法
方法はシンプルです
タイトルの通り両腕を挙上させましょう(バンザイしましょう)
壁を背にしてバンザイしてみるのもありですね!
横から見て耳が腕で隠れる程挙がっていれば柔軟性に問題はないでしょう
左右の腕の角度に差がないか
腕を挙げた時に痛みがないかをチェックしてみてください
※注意点
- 体自体を反って挙げない
- 肩自体を挙げない(首をすくめる動きを入れない)
バンザイが硬いと何が悪い?
今回のチェック姿勢では主に肩関節自体・肩甲骨・背骨の3つの硬さをチェックしています
チェック姿勢で左右差がある、あるいは痛みがあるとこの3つのうちのどれか
もしくはいくつかに柔軟性の低下が生じている可能性があります
一口に”肩”といっても5個の関節から構成されているからです
具体的には肩甲上腕関節・肩甲胸郭関節・肩鎖関節・胸鎖関節・第2肩関節ですが
一つ一つ解説すると長くかつ難しくなりますので
今回の記事では主に”肩甲上腕関節(※)”の柔軟性について書いていきます
ですので以下は”肩=肩甲上腕関節”と思って読んでいただけると幸いです
肩が硬いと物を取ろうと手を伸ばす、車のシートベルトを掴むなど
日常のふとした動作で痛みを感じる事があるかもしれません
注意したいのは痛みがなくても可動域制限だけ起きている事もあるということです
上着に手を通しにくい、頭が洗いにくいといった事は肩が硬いことも一因かもしれません
そのまま放置して自然経過で改善されることもありますが
柔軟性に左右差が残ってしまうこともあります
また肩が硬いばかりに首や腰が肩の動きを代償しようとして
肩こり、腰痛に繋がっているパターンも存在します
日頃しっかりチェックして気が付いたら肩が固まっていたということは避けたいですね
※肩甲上腕関節って…?
肩甲骨と上腕骨から構成される関節の事です
“肩”といわれて一番連想しやすい部位が肩甲上腕関節だと思います
骨だけでいえば肩甲骨(ゴルフのティー)に上腕骨(ゴルフボール)が乗っていると
表現されるほど不安定な関節です
この周りを靭帯や筋肉が補強することで高い可動域を出しつつ
同時に安定性も獲得しています
今回の記事は主に筋肉や靭帯に対してストレッチを紹介しています
なんで硬くなる?
前述した通り靭帯や筋肉が関節の周りを補強しているため
それらが硬くなると肩の柔軟性低下が生じることになります
靭帯に関してはなぜ硬くなるのか解明されていない事も多く
血液循環や靭帯への日々の微細な損傷が原因とも言われています
筋肉もほとんど同様ですが普段の姿勢や日常生活・仕事での同一動作の連続によって
特定の筋肉だけが徐々に硬くなっていくと考えられます
改善方法
肩が硬い場合のストレッチを紹介します!
1.肩回し
まずは指先で左右それぞれ肩に触れましょう(右手は右肩、左手は左肩)
この形を維持したまま、両肘同時に空中へ円を描くようにグルグルと回しましょう
ちょうど水泳のバタフライを肘を曲げて行っている感じです
バタフライの動きが終われば左右で交互の動き(クロール)とその反対回り(背泳ぎ)も
行いましょう
それぞれ10回りずつ行ってください
2.スリーパーストレッチ
まずストレッチしたい側の肩を下にして横になります
そして腕が体と垂直になるところまで出します
そこから肘を90°曲げてその手首を反対の手で足の方向へ押しましょう
スリーパーストレッチと検索すると画像が出てくると思いますので
分かりにくい場合は参考にしてくだい
負荷が軽いと感じる場合は体を腕のほうにかぶせる様に倒すと負荷を強くする事が出来ます
まとめ
今回は肩の柔軟性について書かせていただきました
普段生活している中では腰や足に比べて柔軟性低下に気が付きにくい部位かもしれません
肩が痛い、硬い場合日常生活の中で制限される動作は意外に多いです
もしかしたら仕事や趣味に影響するかもしれません
だからこそ今回のチェック姿勢を通して肩自体の原因で柔軟性低下には気を付けたいですね
この記事が皆様が自分の体を知る一助になれば幸いです!
コメント