そもそも…
ストレッチとはどんなイメージですか?
何に対してのアプローチでしょう
筋肉?靭帯?神経?
色々ありそうですね
またストレッチをしたら
体にどんな変化が起きるのでしょうか
筋肉は縮む?伸びる?
靭帯は?
神経は縮まる?伸びる?
今回はそのあたりを掘り下げていこうと思います
自己紹介
こんにちは、いはやです。
僕は医療系の国家資格をもっている30代男性です
僕は仕事上、ストレッチや筋力トレーニングを
日常的に用いています
今回はストレッチをする意味や体の変化について
確認も兼ねて書かせていただきます!
なぜ体は柔らかくなる??
運動前やお風呂あがりのストレッチで
体の可動範囲が広くなったり、動かしやすくなった経験はないでしょうか
この現象は筋線維同士の滑りが良くなることで
起こる現象と考えられます
筋肉は細かくみていくと
細い繊維と繊維が重なり合って
それが連続することで構成されています
普段の生活で可動範囲が限られていたり
仕事中同じ姿勢を保持することで
その繊維同士が粘着を起こした結果
体が硬くなるという現象が生まれます
これは繊維同士を引き伸ばす(ストレッチ)事で粘着を
改善する事が出来れば解消されます
また筋肉の両端にある腱と呼ばれる組織にある
器官が筋肉が引きちぎれるのを阻止しようと
筋肉を緩ませるように作用することで
一時的に可動範囲が広がります
つまりストレッチには
筋線維同士の粘着を改善して滑走性を良くするという
効果があります
しかしこれは一時的な効果であり
20~30分すると元に戻ってしまいます
それ以上に厄介なのは…
前述した仕組みで生じる硬さよりも
厄介な硬さがあります
それは長期にわたって動かす範囲が制限されてしまい
筋線維自体の長さが短くなってしまう場合です
(運動不足やギプスにより強制的に可動範囲が制限された場合)
細かく書き出すと難しいので簡単に例えますと
筋肉を輪ゴムに見立てます
輪ゴム1個が1単位として
その輪ゴム同士を結び繋げたような構造をしています
筋肉が短いというのは
その輪ゴムの個数が少ない状態です
この状態では引き伸ばせる長さに限界があるのが
イメージ出来ると思います
ストレッチにより筋肉を引き伸ばすと
もっと筋肉が長くないと引きちぎれると体が感じ取り
輪ゴムの数を増やすように作用してくれます
ストレッチを継続的に行うと
筋肉を構成する輪ゴムの数が増えて
筋肉の長さが伸びて
持続的な柔軟性に繋げる事が出来ます
この状態になるとそう簡単には
筋肉が短くなることがないので
毎日ストレッチを継続する事が大切といわれる
所以はこのためです
もちろん…
靭帯や神経においても
ストレッチをすることで柔軟性を改善する効果があります
ただ靭帯や神経は筋肉と構造が異なり
姿勢や体の動かし方に依存するところが大きいと思います
今後姿勢などにも記事の中で触れていこうと思いますので
参考にしていただけると幸いです
コメント