こんにちは、いはやです。
今回は体幹の回旋チェックです
ストレッチとしてもそのまま活用できるチェックです
このチェックも腰痛の原因の考察や
スポーツのパフォーマンスチェック・ケガ予防に
繋がるものになっています
今回の記事を日々の体の柔軟性チェックに役立てていただけると幸いです。
この記事はこんな人におすすめ
- 簡単に体の柔軟性をチェックしたい方
- 腰を動かした時に痛みや動かしにくさを感じる方・原因を考えたい方
- 投動作や打撃などで体の回旋を伴うスポーツをしている方
チェック姿勢
まず仰向けになりましょう
可能であれば後頭部で手を組んだ状態にします
次に膝を伸ばしたまま足を90°程度持ち上げて
そのまま反対側へ倒していきます
この時挙げた足側の肘が浮かないように意識しましょう
この時チェックしているのは動かしている足側です
倒していった足先が
地面まで着けば柔軟性に問題ないでしょう!
※注意点
- 腰に痛み、足に痺れなどの症状が出現した際には中止して下さい
- 足は必ずしも90°まで挙げなくてOKです。痛みが出ない範囲で行いましょう
回旋が硬いと何が悪い??
今回は体の外側にある筋肉の連結の硬さをチェックしています
いわゆる筋膜連鎖のチェックです
この動きに硬さがあると
筋肉の硬さに引っ張られて
猫背やぽっこりお腹などの姿勢の崩れ
肩や股関節の可動域の制限に繋がります
この姿勢や可動域の制限が
日常生活やスポーツ動作における
誤った動きの原因になることがあります
例えば”肩まで手を挙げて下さい(広げて下さい)”
と言われて目を瞑った状態でやってみると
左右の手の高さに差がある
なんて事が多々あります
これは色々と原因はありますが
その原因の一つに今回のチェック姿勢での硬さが挙げられます
筋膜の硬さに引っ張られて
自分が思ったよりも関節が動いていない
といった具合です
こういった自分のイメージと実際の動きの誤差が
日常生活やスポーツ動作の中で繰り返されることによって
痛みや故障の原因になっている事もあります
こういった理由から
今回のチェック姿勢で体の硬さを把握して
自分の姿勢が崩れていないか
イメージと実際の動きがズレていないか
これをはっきりと認識しておきましょう!
なんで硬くなる??
筋肉の連結の硬さが原因となるので
普段の姿勢や動きの偏りが関係している事があります
事務職の方や運送業など同じ姿勢を継続している方
利き手ばかりで作業をする方(理容師やスポーツ関係者など)は
硬くなる可能性が大きいと考えられます
筋肉は繊維同士の滑走(滑り)によって
関節の運動を起こしています
おおまかに言うとその繊維同士が癒着すると
体の硬さとなるため
同じ姿勢の連続や同一動作の反復が
体の硬さを作る原因となります
改善方法
1.背中の筋肉と背骨のストレッチ
まず肘を着いて四つ這いになりましょう
(この時、肘と膝の距離が離れているほど強度は高くなります)
そのままお尻を踵に近づけていきます
両腕の間に頭を落としていく感覚です
限界までお尻をひいたら元の四つ這いへ戻りましょう
これをゆっくりと10回繰り返します
2.ボールのポーズ
今回は以前に一度書かせていただいた
ボールのポーズのストレッチが有効です
写真のように曲げた片足に反対の脚を引っかけて
体を上になっている脚側に捻るストレッチです
これは主にお尻の筋肉(大殿筋)のストレッチです
写真のような地面に座ってのストレッチが難しい・痛い場合は
椅子に腰かけて下ろした足の上ににもう片方の脚だけ
胡坐をかくような姿勢で体を前に倒すだけでもオッケーです!
20秒程度を1回につき2セット行いましょう
まとめ
今回は体の回旋の硬さについて書かせていただきました
このチェックをすることによって
普段の姿勢から関節運動の制限
スポーツ活動時の動作の誤差を
確認する事が出来ます!
普段寝る時にベッドや布団の上で
少し確認してみたりすると
自分の体の状態をチェック出来ます
他にも紹介しているチェック姿勢と組み合わせることで
ご自分の体の痛みや姿勢が崩れている原因を
考えるツールとなります
ぜひ他の記事も参考にしてみてください
今回の記事が皆様が自分の体を知る一助になると幸いです
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